グラウンドのメンテナンス
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クレーグラウンドのメンテナンス
クレーグラウンドを、良い状態で、より長く、ご使用いただくために、管理上必要とされる「日頃のメンテナンス」があります。メンテナンス不足は、ソイレックスのグラウンドに限らず、どんなクレーグラウンドも使い心地の悪い、又寿命の短いものにしてしまいます。
学校のクラブ活動等、毎日使用される環境にあるクレーグラウンドの場合は、使用の前後に行われる散水やレーキ・ブラシによる均しが、メンテナンスとしてかなり効果を上げることになりますし、使用すること自体もメンテナンスの一部となり得ます。
日常の管理を「面倒だな・・・。」と思われる方もあるかもしれません。しかし、「体に優しい」クレーグラウンドと長くお付き合いを続けていただくため、この「メンテナンス」は、とても大切なことなのです。
みなさんの大切なクレーグラウンドが、いつも健康で、みなさん自身の健康管理や楽しいレクリエーションのお手伝いができることを願っております。
クラック(亀裂)
クレー舗装は、乾燥することによって土が収縮し、クラック(亀裂)が生じます。クラックとは、クレー舗装において、乾燥時に適度な粘りと安定した硬さを 持つことができる土に見られる現象です。特に、施工時の機械による転圧では、土の締め固めが十分にできないため、長年使い込まれたグラウンドに比べると、 クラックの箇所が多くできます。
これは、施工直後に現われる現象で、一時的なものと考えて下さい。
このような状態のときは、次の方法により対処して下さい。
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散水 |
ローラー転圧 |
レーキやブラシによる均し |
この3つを効果的に実施することにより、理想的なグラウンドを永く保つグラウンドができます。
それでは、①~③の各作業内容について詳しく説明いたします。
散水について
使用するとき
クレーグラウンドは、できるだけ、少し湿った状態で使用してください。乾燥の状況によっては、表面を破壊する原因となります。一日に一度の散水を心がけてください。
グラウンド表面が白く乾燥し、乾燥面の厚さが1cmを超える場合は、使用前、使用中を問わず、使用に差し支えない程度に散水してください。
使用しないとき
前述のとおり、グラウンドが乾燥するとクラックが起こります。
グラウンドの乾燥は、気温、湿度、風等の影響によるものです。ですから、乾燥の度合いや早さは、グラウンドのある地域の気象環境によっても違いますし、四季によっても変わります。夏場、気温が高く風通しがよい場合等は、1日に1度は十分な散水が必要です。(ソイレックス工法によるグラウンドは、非常に耐水性に優れたグラウンドとなっていますので、散水でぬかるむ心配はありません。充分に散水を実施してください。)
クレー舗装が良い状況を保ち、プレーするためにより良い状況にあるのは、土が約8~15%の水分を含んでいるときです。使用する方が、このベストコンディションを判断することは難しいと思われますが、昼休みやグラウンドのそばを通るときなど、ときどきグラウンド内を少し歩いて乾燥の状況を見ていれば、それほど判りにくいものではなく、散水のタイミングを逃すことはありません。
ローラー転圧について
クレーグラウンドは、雨が降ると、雨水の浸透によって体積が膨張し、晴天になると土の中の水分が蒸発して土の収縮が始まります。この時クラックが生じるのです。(但し、使用回数が増えるほど、メンテナンス回数が増えるほど、このクラックは少なくなります。)このクラックを未然に防止したり、細 いクラックを補修するのがローラー転圧です。
ローラー転圧と土の水分
乾燥したグラウンドをローラーで転圧しても意味がありません。かえって、グラウンドを破壊することもあり、悪影響を及ぼしてしまいます。ローラーは、土が適当な水分を含んでいるときに使用してください。つまり、「散水したとき」、「雨が降った後」ということになります。
散水後のローラー転圧
散水後は、できるだけローラーで転圧してください。クラック防止につながるとともに、小さなクラックならば、知らず知らずのうちに補修されていきます。 これは、土が水分を含むことにより、締まりやすくなるためです。但し、散水直後の転圧は避け、少し乾燥させてから転圧するようにしてください。表面の化粧 砂が白く乾き、靴の底に土が付かないようになった頃が、最適時期です。
雨上がりのローラー転圧
雨上がりには、散水後のローラー転圧と同様に、少し乾燥してから転圧してください。
また、雨上がりのグラウンドは、表面の化粧砂が雨で流されていることが多いため、化粧砂を散布してからローラー転圧を行うようにしてください。
※参考
学校管理上では、随時このような要領でローラー転圧を実施することは、難しい場合もあります。そのような時には、簡便法として、生徒さん方がスパイク等、靴底にひっかかりの無い運動靴で運動することをローラー転圧に代えることができます。上述の「ローラー転圧」を「生徒さん方の運動」に置き換えて実施して下さい。尚、グラウンドの使用は、散水をする等グラウンドが適度に水分を含んでいる状態で行うものです。乾燥したグラウンドを使用して表面が荒 れたときに、そのまま散水しても、グラウンドを復元することはできません。このような状態になってしまったときには、レーキやブラシで表面を均し、散水・ ローラー転圧を実施することになります。いずれにしても、これらは簡便法ですので、年に1、2度はローラーを使用したメンテナンスを実施して下さい。
レーキやブラシによる均しについて
使用後は、必ずレーキやブラシ等にて土の乱れを直し、転圧をかけるよう心がけてください。
スパイク等の使用によって、グラウンド表面の舗装が部分的にかき乱されていたり、傷が付いています。この舗装面の乱れる部分は、いつも同じ箇所に集中することが多いのです。この乱れを放置しておくと、表層のソイレッ クスが移動喪失し、下地の既存土が露出してくるため、ぬかりや埃の原因となります。
面倒でも、使用後にレーキやブラシ等で土の乱れを直したり転圧をかける日常管理作業は、習慣づけて下さい。
この作業によって必ずクレーグラウンドの寿命は大幅に伸びていきます。

使用前
グラウンドは乾燥していませんか? 散水の必要はありませんか?
使用後
グラウンドの乾燥状況はどうですか? 散水の必要はありませんか?
楽しませてくれたグラウンドにありがとうの気持ちを込めて、散水、レーキやブラシによる均し、ローラー転圧を励行しましょう。
使用しないとき
晴天が続いていませんか? ときどき、グラウンド内を散歩してください。乾燥の度合いが大きいときは、散水してください。
クラックはありませんか?
雨が上がったら、乾燥の状況を見て、ローラー転圧しましょう。化粧砂が流されているようでしたら、化粧砂を散布してから転圧してください。
クラックが見つかったとき
夕方には、十分な散水をしましょう。
翌日は、グラウンド表面の状況を見て、ブラッシング、ローラー転圧をしてください。






