泥濘防止対策
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泥濘防止対策
校庭やグラウンドの土舗装の欠点として泥濘(ぬかるみ)の問題があります。
施工したての舗装土は団粒構造を持っているために適度の透水性、保水性、締まりを示します。土の団粒構造とは、固相(固体としての粘土鉱物)、液相(水分や有機分)、気相(空気やガス)の三相構造がバランスを取って粒状に構造していることをいいます。
黒土は、(液相+気相)と固相との割合が約1:1、砂質土などは1:2の比率で構造しており、これが、使用時に柔らかさや、締まりとして感じられる基になります。しかし、土が水に溶ける性格を持っているため、雨や雪、霜解けなどの度に土の粒子が分離し、三相構造は徐々に破壊し、液相、気相が減少し、概ね固相のみになってしまいます。
水はけが悪く硬く締まったグラウンドは雨が降る度に全体がぬかるみ、細かくて軽い粒子が一面を覆います。乾燥してくると埃になり易いのも、一面を覆った微粒子が飛散するためです。散々埃が舞った後には、埃になれなかった大きな重い礫の粒子が砂場のようにザクザクと表面に残ってしまいます。これが土の劣化のメカニズムです。
雨などの水分がこの舗装に染み込んでくると、土粒子と土粒子の隙間に水の分子が増えていきます。ある水分量を境に、土粒子間の結合力が失われ、団粒構造が破壊し、水の分子の間で土粒子が自由に運動を始めます。
徐々に水はけが悪くなり舗装表面を雨水が流れ、土も一緒に流されて水みちができ、水溜まりが多くできて、なかなか使用できないなどの問題を発生させてしまいます。
ソイレックスの原材料は浄水場発生土
ソイレックスは、凝集剤(ポリ塩化アルミニウム)及び有機物(腐植)を含んでいます。凝集剤と有機物は、樹脂、セメントと同じように、一旦乾燥すると、水に溶けない性質を有し、水壊しない性質が生じます。
河川の水中に濁質として存在する微細粒子(粘土コロイド、腐植、微生物など)の表面は、一般にマイナス(-)の電気を帯び、そのため粒子同士が近づくとお互いに反発し、そのままではなかなか沈降しません。凝集剤(PAC)を適正に加えると、水中に元から含まれているアルカリ分(Na,Caなど)と反応してプラス(+)の電気を帯びた水酸化アルミニウムを生成し、これが、けん濁粒子とお互いに引き合い、粒子表面の電気を中和し、凝集が起こり沈降し易いフロックに成長します。沈降したフロックをたくさん集め、脱水(含水率65~55%)してから浄水場発生土(ソイレックスの原料)になります。
ソイレックスは、混合土の中でバインダーの役割を果たしています。ただし、ソイレックスのこのバインダー(吸引力および繋がり)の力が他のバインダー(例えば、樹脂、セメントなど)と比べ化学反応によるものではありません。
だからこそソイレックスの混合土で形成された舗装面は、水に強く、土本来の感触を長く保っているのです。その結果、泥濘(ぬかるみ)が発生せず三相構造を保つことができるのです。
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| 一般のクレー(真砂土)舗装 | ||
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| 真砂土にソイレックス30%で改良した舗装 | ||














